本日も全員シフトアップしましたので、立ってしっかり呼吸を行ってエネルギー充電をしてください。
昨日書いた呼吸法の意義に関して少し詳しく書いてみます。
●エネルギー充電
人が活動するためにエネルギーが必要です。主に食べ物飲み物からエネルギーを取り、そして睡眠によってもエネルギーを取り入れます。それらを元にしてエネルギーを創り出すと言っても良いでしょう。
科学的には解明されてはいませんが、「気」と言われているものもエネルギーの一種で、中国や日本では古くから知られており、医療や武術などにその痕跡が残っています。
「気」という言葉の付く単語を辞書で調べてみてください。思いの外多いことに驚くかと思います。それくらい古の日本人は「気」に敏感だったということです。
「穢れ(けがれ)」とは「気枯れ」とも読めます。気が枯れる。エネルギーがなくなることを意味します。
元気、電気、本気、気象、気性、気力、気を確かにもつ、短気、気長、合気などざっと挙げただけでもすぐに思いつきます。
食べ物飲み物からエネルギーを得るだけではなく、場所からもエネルギーを得ることも昔から行われていました。神社やお寺などは土地の気が良い場所に建てられた神聖な建物。そこに行くだけで元気をもらえることを知っていたのでしょう。現在ではパワースポットと呼ばれている場所なども発想は同じです。(本当にエネルギーが得られるかどうかは別にして)
さて、呼吸法はこの「気」と同じようなもの、エネルギーを自ら創り出すための優れたメソッドでもあります。
そしてそのエネルギーを体に充電出来る。エネルギーに溢れていれば、少々効率が悪かろうがブレイクスルーしていきます。
しかしエネルギーが少ない、すぐに疲れたり怠くなったりしてエネルギーが枯渇してしまうと、いくら気力で補おうとしても難しい。
まずエネルギーを十分に持つ。
そして思考する、行動する。
これが一番前に進むのに簡単な図式です。
エネルギーが足りなくても、気力が湧かなくても前に進むことが出来る。心と体を切り離すことが出来る。これが理想です。しかしそれは難しいかもしれない。だから簡単な方法でまずは行く。
呼吸法の意義を十分に考えて感じ取ってみてください。
そしてまず体感してみてください。
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